【歯垢と歯周病】歯茎の炎症に繋がる歯垢・歯石が歯周病を悪化させる

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【歯垢と歯周病】

歯垢と歯周病の関係

歯垢(プラーク)と歯周病の関係が密接であることはよく知られるところです。プラークが歯周病の原因となるメカニズムについてご紹介します。

歯垢が歯周病を引き起こすメカニズム

歯垢は歯周病の原因になります。このメカニズムを説明するために、歯垢と歯石、歯石と歯周病についての関係を知る必要があります。

歯垢と歯石

歯垢は、唾液の働きによって石灰化が促されることによって、歯石となって歯に付着します。歯と歯茎の境目に付着する歯石はそれほど深刻ではありません(もちろん除去するに越したことはありません)が、問題は、歯ぐきの内部で歯に付着した歯石です。これが歯周病の原因になります。

歯石と歯周病

歯石が歯ぐきの内部にたまると、その周辺をプラークが覆い包む状況を呈します。それによって、歯垢の内部に歯周病菌が巣食い始めます。やがて増殖した歯周病菌が病巣をつくり、歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)をつくります。さらに進行すると、歯骨にまで病巣は達し、歯の骨を溶かしてしまいます。これはもはや末期症状であり、この状況に至ると、歯がぐらつきはじめ、やがて抜け落ちてしまいます。

歯垢から歯周病へ

上記のことからわかるように、歯垢→歯石というプロセスを経て、最終的に歯周病(歯肉炎・歯周炎)に至ります。ちなみにその昔は歯周病のことを「歯槽膿漏」と呼んでいましたが、呼び方はともかく、大切なあなたの歯を失う原因となるのがプラークであるということがおわかりいただけたことと思います。

歯周病への対策

とにかくプラークを歯に付着させない、付着してしまったらすぐに落とすということが重要です。歯石になってしまうと歯みがきでは除去できませんが、歯垢の段階であれば十分除去可能ですので、それが歯周病へのもっとも有効な対策となります。

プラークケアの方法

歯ブラシが届く範囲であれば、歯みがきをするだけでプラークを除去することが十分可能です。ただし、歯間に付着したプラークは、歯ブラシでは届かないケースが多いですから、デンタルフロスや歯間ブラシなどで歯垢を除去することで歯周病予防に繋がります。

歯ぐきのマッサージ

歯周病の対策として大切なことは、歯ぐきを引き締めて、血行を良くしておくことです。そのためにも、歯みがきの際には「歯をみがく」ことはもちろんですが、「歯ぐきをマッサージする」という意識を持つことも重要です。そのためにも、歯ブラシをしっかりと歯ぐきに当てて、マッサージするイメージを持つようにしましょう。
あまり強い力が加わるのはマイナス効果ですので、やわらかい歯ブラシでしっかりとマッサージしましょう。

歯垢を除去することで、歯周病を未然に防ぐことが可能になりますので、日々のケアは入念に行うようにしましょう。


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